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広告業界トピックス

The Power of OOH メディアカレンシーの必要性

神内一郎

OOH広告、見てる?見られてるのはどうやってわかる?

「♪上を向いて歩こう~※1」、OOH部門に配属になってからというもの、外出する度にあらゆる看板やサイネージが気になってしかたなく、ずっとこの歌を口ずさみながら歩いていた。同じOOH部門で働く同期に、最近、上ばかり見ちゃうんだよね~、とOOHっておもしろいね。という意味で伝えたつもりが、そうかそうか、やっぱり役員(ウエ)は気になるよなぁ~、とサラリーマンであることを改めて気付かせてくれた。ありがとう。

※1 作詞:永六輔、作曲:中村八大、JASRAC作品コード:010-0006-3

しかし、本当にOOH広告は見られているのだろうか?客観的にその価値の評価基準はどう定めればいいのだろう?

OOHの広告取引価値基準「メディアカレンシー」

前回のコラムでも紹介した、5月にトロントで開催されたWorld OOH Organization(略称WOO)総会において、OOH広告の取引価値基準を定めるための指針、“Global OOH Audience Measurement Guidelines※2”が発表された。「メディアカレンシー」と呼ばれ、「広告に接触」した延べ人数=「インプレッション(あるいは延べ視聴率=GRP)」や、ユニーク到達者数(到達率)=「リーチ」。そして、広告接触回数=「フリーケンシー」を基にした広告取引の際の業界共通の価値基準の定め方についての指針である。

※2 https://www.worldooh.org/pdf/Global-guidelines-e-book_V.8.pdf

もちろん「メディアカレンシー」として成立し、実際の広告取引の際に利用するためには、ガイドラインで定められた「定義」だけでは不十分。計測の「実装」、そして実際にメディアカレンシーを発行する「運用」、このすべてについて...

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