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ロングセラーブランドのコミュニケーション戦略

ピュレグミ20周年 大人女子向けグミとして市場を開拓

カンロ ピュレグミ

(左)2002 (右)2022

カンロのグミブランド「ピュレグミ」は2002年の誕生から今年で20周年を迎える。現在、グミブランドは国内メーカーだけでも20以上存在し、子どもから大人まで親しまれているお菓子。市場全体では約700億円規模の売上を誇っているという。

「ピュレグミ」発売以前のグミ市場は、子ども向けの商品が中心で、同社も子どものおやつとして「フルーツグミ」を発売していたが、一定の規模で市場の拡大がストップ。そこで、再び市場拡大を狙うため、大人の女性をメインターゲットとした「ピュレグミ」を2002年に発売。ターゲットに支持され右肩上がりの販売数を獲得し、新たな層の開拓にも貢献した。

ロングセラーブランドに成長した「ピュレグミ」の売上の推移について、ピュレグミ・カンデミーナブランド部 部長の木本康之氏は「発売からしばらくは競合商品もあまりなく、右肩上がりで成長を続けていましたが、2010年頃から類似コンセプトの他社製品も増え始めました。『ピュレグミ』の売上も一時頭打ちとなり、2015年から打開策として商品の大幅リニューアル、ラインアップ拡充などを実施。その効果もあって再び売上を大きく伸ばし、現在に至るまで順調にブランドとして成長しています」と話す。

同社では他にも新たな顧客層の開拓を目指し、2013年には男性向けに「カンデミーナグミ」、2020年には親子向けに「あそぼん!グミ」といったグミブランドを生み出し、市場創造に努めてきた。

「ピュレグミ」ブランドでは現在、定番商品の「ピュレグミ」に加え、より高級感のある味わいの「ピュレグミプレミアム」、親子で楽しめる「ピュレリング」という基本ラインアップとなる商品を展開。ブランド拡大へと弾みをつけながら、20周年を機にさらなるブランドの価値向上、認知拡大を図っていく。

視点01 商品・ラインアップ
F1層向けを主軸にトレンドをキャッチした商品を開発

本格的なフルーツの甘ずっぱさと果肉食感を特徴に、F1層向けのグミ商品としてポジションを確立した「ピュレグミ」。これまで累計10億袋を販売、150種類以上のフレーバーを展開しており、変化の激しい業界のトレンドへの柔軟な対応力を強みに、ラインアップを提供してきた。

健康志向の高まりを受け、2015年に発売した「ピュレグミインナーサポート」は、一袋にコラーゲンを4500mgと1日分のビタミンCを含有している。またプチご褒美需要の高まりによってデザート市場が拡大したことから、同年にはセンターに濃厚な果実ジュレが入った「ジュレピュレ」も発売した。

2020年には...

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