若年単身世帯の認知が課題 主要駅に8面のOOHを展開
エバラ食品工業は5月30日、同社が展開する個食うどんつゆブランド「プチッとうどん」について、ラーメンYouTuberのSUSURU(すする)とコラボレーションした8種類の屋外広告をJR東日本品川駅中央改札内大型フラッグと東急東横線渋谷駅地下4階「スーパーボード」に掲出した。
「プチッとうどん」は、1個で1人分のめんつゆがポーション容器に入ったうどん用調味料。2022年2月にシリーズ初の具入りタイプを発売し、現在、全8種類のラインアップを取り揃えている。手軽さや利便性、味わいの豊富さが支持され、2019年9月〜2021年8月の累計販売金額は、個食うどんつゆブランドにおける売上で1位※を獲得している。
今回の施策を行った背景には、若年単身世帯への認知拡大という課題があったとマーケティング部 販売促進課の伊藤佑佳子氏、相場俊博氏、菊岡裕子氏は話す。
「『プチッとうどん』は2016年に発売し、今年で7年目を迎えました。2020年から俳優の瀬戸康史さんを起用したテレビCMを開始しており、主婦層への認知拡大に手応えを感じています。
一方で、若年層のテレビ離れや広告的メッセージが効きづらくなっている傾向もあり、テレビCMや店頭ではリーチしにくい若い世代の取り込みが課題になっていました。話題化を見込める施策を検討するなか、渋谷駅など若年層が多く集まる都内主要駅での交通広告に着目。交通広告と「SUSURU TV.」で人気のラーメンYouTuber、SUSURUさんとのコラボレーション企画に挑戦することを決めました」(伊藤氏)。