流行り廃りはあって当然!見たいと思わせるコンテンツをつくってなんぼ
はじめに「Web動画とは何か?」から考えてみようと思います。私はここ10年ほど、テレビCMと並行してWeb動画も企画するようになりましたが、いざ「Web動画プランニングの基本とは?」と問われると即答ができません。それはテレビCMが長い歴史を積み重ね、ある程度成熟したクローズドな世界であるのに対し、Web動画は未だ何でもありのオープンワールドであると感じているからだと思います。
宣伝担当者が知っておきたいクリエイティブの基本
人々のリアルな「声」を聞くことができるSNS。ユーザーの共感を呼び、コミュニケーションの場となった活用事例を紹介します。
アサヒビールのギフト製品の訴求で行ったもの。皆さんの「両親とビール」にまつわるエピソードを募集し、1回目は父の日のタイミングで行いました。グランプリに選ばれた作品を、一筆書きアーティストの奥下和彦さんがアニメーションで表現しています(田中氏)。
2020年にミスタードーナツが50周年記念で行ったキャンペーンで、「ミスドとの思い出」エピソードをTwitterとnote、郵送で募集するというものです。「ブランド」と「ターゲット」がつながった「モーメント」を教えてください、という施策だと思います。応募総数は目標の1.5倍になったそうです(田中氏)。
日本マクドナルドが過去に行っていた、無料のデジタルクーポンが当たる「#おやすみ朝マック」キャンペーン。夜寝る前にリツイートすると、翌朝起きたときのタイミングで朝マックが当たるというもの。寝て起きるという毎日当たり前に起こるモーメントを捉えたうえで、「翌朝のごはんのことを考える」という行動を促し、「おはようございます」とコミュニケーションを取る、素晴らしい施策です(田中氏)。
※キャンペーンは終了しています。