[SEMINAR DATA] | |
---|---|
ゼミ名 | 石川ゼミナール |
設立 | 2001年 |
学生数 | 2年生:20名 3年生:20名 4年生:20名 |

専修大学 商学部
石川和男教授
東北大学大学院経済学研究科博士課程後期修了。博士(経営学)。相模女子大学を経て、2001年より専修大学商学部勤務。『わが国自動車流通の史的展開』専修大学出版部2011年、『現代マーケティング論』同文舘出版2020年、『商学入門』中央経済社2021年。専攻はマーケティング、事業承継、自動車流通。
年間通して企画コンペに参加 マネジメント力も身に着ける
マーケティングマネジメントと戦略をテーマに研究を行う石川ゼミ。活動のメインとなる3年次には、テキストの輪読のほか、企業や自治体が主催する複数のビジネスコンテストに挑戦。それぞれチーム編成を変えながら、年間を通してひとりあたり3件、多い人で5~6件のプロジェクトを進行していく。
「アウトプットの方法もコンテストによって様々。プレゼンテーション資料の作成だけでなく、実際に模型やプロトタイプをつくって発表することもあります。課題のテーマによっては、他大学の研究室に相談しに行くこともある。序盤に挑戦するコンテストでは力を出し切れないことも多いのですが、そこからの反省を生かして、スケジュール調整やマネジメント力、企画の精度もあがり、よい結果が残せるまでに成長していきます」と石川教授。
全国14大学20チームが参加したCCCマーケティングが主催する「2021年度学生マーケティング研究会」では、メディアを起点に大学スポーツを盛り上げるという石川ゼミのプランが、最優秀賞を受賞した。
また、5月から6月にかけて行う新規ゼミ生の選考を、学生自身が行うのも特徴だ。自分たちが一緒に学びたいのはどんな学生か。2年生ひとりに対して全員が面接に参加し、その後、投票で決めていく。
「毎年特別に指示しているわけではないのですが、出身地や性格、興味関心が見事にバラバラで、同時にバランスが取れています。人を判断するという経験は、インターンシップや就職活動で自身が面接を受けるときにも、役に立っているようです」と石川教授は話す。
また普段の研究発表においては...