普段何気なく接しているOOH※1があるタイミングで自分に迫ってくる
妻とは小学生のときからずっと一緒。同じ小学校、中学校、高校に通い、小学5年生から6年生、そして中学1年生から3年生までの計5年間はクラスも同じ。大学こそ違う学校に通う※2ことになったが、2人とも実家の香川から東京の大学に進学した。毎日クラスで顔を合わせていても、まったく何も感じなかったのに⋯。それが13歳のある夏の日、学校の外※3でばったり出会ったその瞬間、「あ。ぼくが結婚するのはこの人だ!」と、ぴぴっとキテしまった。
OOHにも似たような特性がある。いつもの通勤・通学路、いつものショッピングエリア、あるいはふと訪れた旅先など、さまざまな場所で普段何気なく接しているOOHが、あるタイミングで突然自分に迫ってくる。そんな瞬間がある。これこそがOOHの力だ。
家の外で接するすべてのメディア「OOH」とは?
まずそもそもOOH。「屋外広告」や「交通広告」という言葉は聞き慣れていても、OOHという言葉はまだ一般には定着していない言葉ではないだろうか?
しかし、ビルボードなどの屋外広告、電車や駅、バス、タクシーなどで目にする交通広告にとどまらず、ショッピングモールやスタジアム、オフィスビル、マンション、ガソリンスタンド、ジム、美容院、学校、病院、スーパーやコンビニエンスストアなど、さまざまな商業施設や公共施設で目にする広告などを一言で表す言葉として、家の外で接するすべてのメディアという意味で「OOH(=Out Of Home)」...
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