デジタル化で変わる購買行動 時代に合わせた価値を提案する
1996年4月に電通グループ内で、販促領域全般の企画・制作・実施・運用を目的に創立された電通テック。創立から20年以上の月日の中で、企業が販促に求める価値も変化をしている。こうした変化に応えるべく、2022年4月に社名を電通プロモーションプラスに変更。同時に傘下にあった電通カスタマーアクセスセンターと電通オンデマンドグラフィックを合併し、電通プロモーションエグゼを創立。両社の制作からカスタマーサービスまでの実施力を統合することで、より特化した専門性を持つエグゼキューションカンパニーを目指すという。
4月より電通プロモーションプラスで代表取締役社長執行役員に就任した湯川昌明氏は「社名変更及び組織再編の背景には、社会環境の急速な変化に伴う店舗DXをはじめとするリテールや、コマース・CRM領域の市場の急成長がある。当社では今後、成長するリテール領域における販促DX支援をはじめ、コマースやオウンドメディアを起点としたデジタル施策の運用支援など、統合的な販促ソリューションの提案から実施・運用を支援して、『販促ソリューションのNo.1パートナー』を目指していく」と展望を話す。
2020年に純粋持株会社体制に移行した電通グループは、「株式会社電通」とグループ内の各社がフラットにつながる...