贈賞式当日に決定するグランプリなどの各賞に先駆け、協賛企業各社が選ぶ「協賛企業賞」が決定しました。審査の対象となったのは一次審査通過作品6265点。「商品やサービスの本質を捉えているか」「魅力が伝わるか」を協賛企業自らが考慮しながら、実務的な視点に立って審査を行いました。協賛企業賞を受賞した37作品とともに、受賞者の喜びのコメント、協賛企業からのお祝いのコメントなどを紹介します。
事業構想大学院大学【キャッチフレーズ】
東北地方の知の拠点となる「仙台 事業構想大学院」を一言で表すアイデア
夢を夢で終わらせないのが、構想です。
事業構想大学院大学 事務局 事務局長 白石史郎氏
この度は協賛企業賞の受賞、誠におめでとうございます。東北地方の知の拠点となる「仙台 事業構想大学院」を一言で表すアイデアを募集いたしました。事業構想大学院大学は、理想の姿を描き、実現可能な計画に落とし込む事業構想について日本で唯一、体系化したカリキュラムを保有する大学院です。
2022年4月よりNEXCO東日本と「人材育成と地域活性化に係る相互協力に関する基本協定」に基づき、JR仙台イーストゲートビル7階に事業構想大学院大学 仙台を設置することから、より多くの人に認知してもらい、持続可能な東北地域の活性化を担う人材育成と新事業創出を通じて地域社会の発展に貢献していきたい思いが伝わるアイデアをいただきたく、今回の課題を設定させていただきました。多くの方からアイデアをいただき、新たな気づきをいただくことができました。誠にありがとうございました。
島津製作所【キャッチフレーズ】
世界中のパートナーと島津製作所の技術でかなえる未来を表現するアイデア
未来は、見えないパーツの集合体だ。
島津製作所 コーポレート・コミュニケーション部 部長 榎本晋虎氏
この度は協賛企業賞の受賞、誠におめでとうございます。島津製作所は1875年に京都で創業して以来、ものづくりを続けてきました。当社の分析装置やX線診断装置は「見えないものを見えるように」することが得意で、この技術でさまざまな分野に貢献しています。一方で、当社や装置に馴染みがないという方も多くいらっしゃいます。「見えないパーツ」はこのことをうまく表現してくださいました。加えて、パーツは組み立てられることで力を発揮します。
「集合体」という言葉からは、世界中のパートナーとさまざまな「パーツ」を組み立て、未来を共創していく様子が想起されました。このように、ご自身の視点で当社を捉え、科学技術でかなえる未来を広がりや可能性をもって表現されていることから、こちらの作品を選出させていただきました。最後に、島津製作所の課題に取り組んでくださったすべての皆さまに心よりお礼を申し上げますとともに、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。