
「イグニス イオ(IGNIS iO)」は、クリエイティブチーム“異次元TOKYO”とのプロモーションムービーのコラボレーションをスタートした。
サブカルチャーなどの分野に 興味関心を持つ層に向け展開
アルビオンが展開するコスメブランド「イグニス イオ(IGNIS iO)」は1月7日、クリエイティブチーム“異次元TOKYO”とのプロモーションムービーのコラボレーションをスタートした。第一弾として新製品「ミルキィUV」のアニメーションを制作。SNSを中心に拡散している。
イグニス イオは化粧品専門店へ新しい価値観を提案する専門店流通のブランドとして2020年にデビューした。「#今日はどれでキレイになろう」というメッセージを掲げ、“好きなときに好きなだけその時の肌や気分で選べる”アラカルトコスメとしてZ世代をコアターゲットに展開している。
アルビオン イグニス イオ プランナーの今林麻由美氏は本ブランドについて、「好きなものを好きなときに、好きなお店で買いたいという価値観や行動傾向を持つZ世代とブランドのコンセプトがマッチしている」と分析する。
そこで、ブランドの認知拡大を目的に、SNS上にいるZ世代を対象にしたキャンペーンを実施した。「美容だけでなく、ファッションや音楽、アニメといったサブカルチャーなどの分野に高い興味関心を持つ層を中心に、ジェンダー問わずアプローチすることに決めました」(今林氏)。
イグニス イオは商品に触れ、感触や香りの魅力に触れてから購入してほしいという思いのもと、ECによる流通は行っていない。今回SNSでの広告展開を決めた理由について今林氏は、「流通が限られているからこそ、ブランドの認知度を高め、イグニス イオを直接試したいとお店に足を運ぶ動機をもたらすことに重要性を感じた」と話す。
そこで広告ではミルキィUVの感触などの訴求に加え、ブランドとして表現したい“ジェンダーレスなみんな感”や、リアル店舗では伝えることが難しい“自由さ・フレキシブルさ・楽しさ”といった世界観を発信するため、初めてアニメーションを制作することに決めた。
アニメーション制作を依頼する際に重きを置いたのは「Z世代に支持を得ている映像制作会社であるか」ということ。同社が目指す方向性と...