広告マーケティングの専門メディア

           

EDITOR'S PICK キャンペーン

累計再生数500万回のCMソング「想うた」が伝える『想いの多様性』

日本たばこ産業「みんなの想うたプロジェクト」

JTは、人と人との心の交流を描いてきた企業広告「想うた」シリーズの新たな取り組みとして、「みんなの想うたプロジェクト」を2021年12月13日に始動した。

「想うた」を誰もが自由に歌える「うた」にしたい

日本たばこ産業(以下JT)は、人と人との心の交流を描いてきた企業広告「想うた」シリーズの新たな取り組みとして、「みんなの想うたプロジェクト」を2021年12月13日に始動した。

同プロジェクトは、JTのCM楽曲「想うた」を開放することで、たいせつな人への“想い”と向き合い、届けるきっかけを提供するというもの。さらに、「想うた」の広がりに応じて、音楽シーンへの支援も実施。その一環として、多彩なアーティストがアレンジした「想うた」が聴ける音声コンテンツ『想うたラジオ』を期間限定で配信した。

JTは「ひとのときを、想う。」という企業思想のもと、2018年より、北村匠海さんを起用した企業広告『想うた』シリーズを展開。約4年間にわたって人の想いに向き合い、人を想うことの尊さを伝えてきた。「想うた」は、“身近すぎるから伝えられない想い”や、“恥ずかしくて伝えられない想い”、“伝えられることなく迷子になっている想い”を、少しでも届ける力になりたいという願いから生まれた楽曲だ。YouTubeのJT公式チャンネル「想うた」シリーズの再生回数は累計500万回を超えるほど、多くの人から親しまれている。

今回の「みんなの想うたプロジェクト」を企画した理由について日本たばこ産業の蔭山健太氏は、「『想うた』シリーズの新たな取り組みとして、『想うた』でもっと想いを伝えてほしい、音楽の力をもっと使ってほしい、という想いから、これまでに伝えられていない想いを少しでも伝える力になる方法はないかと検討を重ねてきました」と話す。

そこで、「想うた」を誰もが自由に歌える「うた」にしたいと考えた蔭山氏らは、「想うた」の作曲を担当しているキヨサクさん(MONGOL800)に話を持ちかけ、音源を開放することにしたという。

さらに、昨今のコロナ禍で厳しい状況に置かれている音楽シーンへの支援にも繋げる企画も実施。「このプロジェクトで新しい『想うた』が生まれ、社会に広がることが音楽シーンの支援にも繋がるスキームを実現し、世の中が音楽で彩られる一助になればとの想いを込めてプロジェクトを展開しました」と...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

EDITOR'S PICK キャンペーン の記事一覧

東京リベンジャーズのキャラクター 「18歳の新成人」へ向けてエール
バレンタインを言い訳に「好きにやっちゃえ!」を後押しする
「会うのが、いちばん。」から33年 描いたのは「会えることの特別さ」
Z世代が追いかけたくなるストーリー 『広告感のない広告』で商品を訴求
累計再生数500万回のCMソング「想うた」が伝える『想いの多様性』(この記事です)
日本初のブランドキャンペーンはインスタの『イメージ変革計画』
「#隠れESGアクション」の拡散で日本全体の取り組みを推進
アパレル企業と老舗酒造 異業種タッグで日本酒文化を救う
みんなでみつける、これからの東京。 2年ぶりに帰ってきたキャンペーン
公開5日で再生数が200万回超 韓ドラファンに響く『あるある』動画
しかたなかったカラダの我慢を「しかたなくない」ものへと変える
たまごっち25周年、表参道駅を広告ジャック
キャンペーン設計にもこだわり受験生とその親に寄り添う新企画
ナダルVSモデルで宣伝効果を競う 消費者も広告界も気になる施策に
キヤノンはカメラだけじゃない! 企業イメージの大転換を図る新企画
サンリオの大規模プロジェクト Z世代に向けた「#世界クロミ化計画」
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する