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宣伝会議賞

企業の担当者に聞く、広告起用したくなるコピーとは?

セメダイン、ソフトバンク、東京ソワール、商工組合中央金庫

受賞作品が企業の実際の広告に使用されるケースがあることも「宣伝会議賞」の醍醐味。実在する企業が、実際の商品・ブランドで課題を出すからこそ実現することです。では、協賛企業の担当者はどのように賞を選定し、広告への使用を決定するのでしょうか。4人の企業担当者に話を聞きました。

    QUESTIONS

    Q.❶ 協賛企業賞に選んだ決め手は?

    Q.❷ 実際の広告に使用した理由は?

    Q.❸ クリエイティブに使いやすい作品とは?

    Q.❹ 受賞者へ改めて一言

セメダイン「つかぬこと、相談しよう。」

新聞広告に使用

セメダイン
経営企画部 広報チーム
篠原 泉氏

第56回協賛企業賞
受賞者
朝倉涼太さん


❶ 見た人になるほど!と思わせる、キャッチーさが決め手でした。セメダインらしさがあり、かつエンジニアに「セメダインに相談してみよう」と気軽に思ってもらえそうな柔らかさがあったのが良かったです。

❷ この年は、クリエイティブへの使用を前提に作品を選びました。このコピーで、エンジニアや高専生などに向けた新聞広告を制作しました。ものづくりに携わるあらゆる人にむけてセメダインの接着技術を訴求できる、力を持ったコピーだと思います。

❸ 実際にクリエイティブを目にした人が共感でき、このクリエイティブを「どんな媒体に出すか」「どんなビジュアルと合わせるか」がイメージできる作品です。「何の広告か」が伝わるクリエイティブにできるかが大切だと思います。課題を実際の広告のオリエンとして取り組まれたコピーの方がよいかもしれません。

❹ 我々の「技術パートナーとして認知されたい」という気持ちをユーモラス、かつ巧みに表現していただきました。周りからも非常に好評で、いまでも展示会でブース壁面に掲出するなど大切に使っています。すてきな作品をありがとうございました。

ソフトバンク「スマホがあれば、照れずにありがとうと言えそうだから。」

デジタル広告に使用

ソフトバンク
コミュニケーション統括部
コミュニケーションデザイン部
楠川恵梨氏、藤田隆太氏

第5回中高生部門
協賛企業賞 受賞者
青木日向子さん

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