
眞露が展開するチャミスルは12月16日、新Web CM「恋スル!チャミスル」を公開した。
韓国ドラマを見るたびにチャミスルを思い出してほしい
「JINRO」をはじめとした総合酒類を販売する眞露は2021年12月16日、韓国焼酎(ソジュ)ブランド「チャミスル」のプロモーションの一環として新Web CM『恋スル!チャミスル』を、同ブランドの公式YouTubeチャンネルで公開した。
同ムービー制作の目的は、チャミスルへの好意的認知の獲得。日本でも人気の高い韓国ドラマの思わず共感するようなさまざまな定番シーンを通して、韓国で定番のお酒であるチャミスルの魅力を伝えている。
“韓国ドラマあるある”のシーンは、以前から同ブランドのイメージキャラクターを務める俳優の佐久間由衣さんと、今回新たにキャストとして加わった小関裕太さんが熱演。広告出稿を行う前から、公開5日で再生回数が200万回を超える人気動画になった。
企画を担当したxpdの丹羽貴紫氏は今回のWebムービーについて、「韓国ドラマを見るたびにチャミスルを思い出してもらう」ことを狙ったと話す。あるある動画というアイデア自体は芸人やYouTuberが既にやりつくしている印象があるが、チャミスルには特にマッチする手法だと考えていたという。
「韓国ドラマでは、どの作品でも必ずと言ってよいほど韓国焼酎を飲んでいます。商品自体が韓国ドラマの中での“あるある”であるならば、これまで多くの人々にやりつくされた“あるある”よりも、商品をしっかり印象づけるものになるのでは?と考えました。今後韓国ドラマを見るたびにチャミスルを思い出してもらえたら最高だと思い、“韓国ドラマあるある”に目をつけました」(丹羽氏)。

コンセプトは「定番、チャミスル」。目的である好意的な認知拡大に向け、韓国ドラマの“定番”シーンで商品の魅力を伝えた。
一方的に商品の魅力は発信せず、韓ドラ沼に引き込むことを目指す
多くの共感を生んでいる今回の動画。韓国ドラマファンの20〜30代の女性をターゲットにしているが、動画内では商品の魅力を一方的に伝えず、一緒に韓ドラ沼にハマる仲間のように愛されたら、と制作した丹羽氏は話す。
「この動画で商品について伝えているのは、『チャミスルって韓国ドラマの中では大定番だ』ということです。広告メッセージとしては非常に弱い内容ですが、それ以上に韓ドラファンの人たちに共感されて愛される存在になることを目指しています」(丹羽氏)。
動画には小関裕太さんがシャワーを浴びる...