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企業の人格を伝える! SNSを活用したマーケティング

「TikTok=若者のツール」という認識は、時代遅れです

朝戸太將氏(Natee)

若者の利用が多い印象があるTikTok。しかし、在宅時間の増加やクリエイターの多様化を経て、視聴者の年代にも変化が生まれたという。各社プラットフォーマーが注目するショートムービー業界について、Nateeの取締役、朝戸太將氏に話を聞いた。

クリエイターの多様化が、視聴者の年齢層に幅を持たせる

TikTokに限った話ではないですが、クリエイター(投稿者)の多様化が進んでいると思っています。

一例として、人気のアニメコンテンツ『鬼滅の刃』にあやかって、刀鍛冶職人さんが実際に刀を打っているところを撮影し、投稿した動画が視聴者に好評だったことがありました。切り口は“人気アニメ”という一般的なものですが、“刀鍛冶職人”とTikTokを結びつけて想像できる人は少ないのではないでしょうか。

このように、一見TikTokに親和性のなさそうな人たちも、投稿することが多くなっているのです。

以前は若者がダンスをして、その動画を投稿する、というイメージがついていたTikTokですが、単に視聴者の幅が広がっただけではなく、投稿者や動画クリエイターの裾野も広がっています。逆に言えば、多様なクリエイターが動画を投稿するようになったおかげで、さまざまな年代の視聴者が増えてきたのではないかとも考えられますね。

Z世代は自撮りすることも、編集することも...

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