企業と顧客とのコミュニケーションに欠かせないSNS。その運用担当者に任されることが多いのが企業の若手社員だ。では、若者がSNS運用に向いているというのは本当なのか。BOKURAの代表取締役、宍戸崇裕氏に話を聞いた。
SNS発信の向き不向きは年代とは関係しない
SNSユーザーの特徴を考えるとき、若年層はたくさんの種類のSNSを利用し、どのツールにおいても頻度高く発信している。一方で年齢層の高い人たちはSNSが苦手だ、というような所感を持つ方が多いかもしれません。
しかし、SNSを用いたファンづくりを支援してきた私が感じるのは、SNS発信の向き不向きは、年代に依存しないということです。
昨今のSNS一般ユーザーを見ていると、①頻度高く発信する人、②閲覧のみする人、③頑なにやらない人、の3パターンに分類できると思っています。つまり、若いからSNSをたくさん使っているわけではないし、年齢層が高いからしない、というわけでもない。若くてもSNSをあまり使わない人は一定数いるのです。
企業のSNS担当者の特徴 空気を読める人が向いている
例えば、カスタマーサポートの担当をSNS運用担当者にしたらうまくいきはじめた、という話をよく聞きます。つまりSNS運用は...
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