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とにかく「さっぱりしたい。」お米が登場しない、お米の広告

青天の霹靂「さっぱりしたいね。2021」

青森県のブランド米「青天の霹靂」は10月9日、Webムービーを3本公開した。テーマは「さっぱりしたいね。2021」。

今こそ、「さっぱり」の時代かも 商品の特性を存分に訴求した

青森県は10月9日、あおもり米「青天の霹靂」のWebブランドムービーを同ブランドサイトにて3本公開した。

「青天の霹靂」は、2015年にデビューした青森県のブランド米。粘りとキレのバランスがいい、さっぱりとした味わいが魅力だ。甘くてもっちりとしたお米ほど美味しいとされる従来の価値観とは一線を画す「さっぱり」の魅力を、広告コミュニケーションにおいても毎年訴求してきた。

「今年のテーマは『さっぱりしたいね。2021』。長引くコロナ禍の影響などから、現在ほど日本そして世界中の人が心から『さっぱりしたい!』と思っている年はないのではないでしょうか」。こう話すのは、クリエイティブの制作を担当したサン・アドのコピーライター、波間知良子氏だ。

今こそ、「さっぱり」の時代かもしれない。単なる「味言葉」にとどまらず、さっぱりの素晴らしさや、さっぱりしたい気持ちへの共感を、これまでよりも幅広い層に訴求したいと考えたという。ターゲットは、食への関心が高い、20〜30代の若年層を想定している。

そのため、ムービーには、昨今若者を中心に絶大な人気があるお笑いコンビ「シソンヌ」のじろうさんを起用。自身が弘前市出身であることから、コントなどでも津軽弁を披露しているじろうさんに、ムービーの脚本と出演を依頼している。じろうさんにとっても、地元ブランド米のプロモーションでオリジナルキャラクターを演じるのは初めての経験だ。

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