無限大の可能性を引き出す世界をつくりたい
レゴジャパンは、全世界で行うブランドキャンペーン「Rebuild The World─創造力が、世界を変える」の一環として、9月20日から新テレビCMの放映を開始した。
1932年にデンマークのビルンで誕生したレゴグループ。デンマーク語で「よく遊べ」を意味するLegGOdtから「レゴ」と名付けられたと言われている。2019年からレゴグループが展開してきたブランドキャンペーン「Rebuild The World─創造力が、世界を変える」では、レゴ ブロックでの遊びを通して、子どもから大人まで世代を問わず、それぞれのクリエイティビティを解き放ってもらい、無限大の可能性を引き出す世界をつくりたいという思いを込め、テレビCMやデジタルコンテンツを展開している。
今回、放映を開始した新テレビCMでは、子どもたちの創造力と、仲間たちとの協力により問題を解決していくストーリーが描かれている。
CMの主役は、鎧を身にまとった騎士だ。ボートやロケット、ゴム鉄砲などあらゆる手を駆使して友達に会いに川を渡ろうとするも、うまくいかない。すると、諦めずに何度も挑戦する騎士の姿を見た仲間たちが、彼に協力しようと、車や家の扉や窓、標識、車輪、サーフボードなどを村から運び出し、今まで見たことのないような架け橋を完成させる。ついに到達するかと思った矢先、橋は崩れ落ちてしまう。それと同時に映し出されるレゴ ブロックの数々。
この場面で、これは、子どもたちが夢中になって遊んでいるレゴ ブロックの世界なのだと視聴者は知ることになる。その後、騎士は無事に橋を渡りきり、友人のクマのもとへたどり着くことができるというストーリーが描かれている。
レゴジャパンマーケティング部の橋本優一氏は、本テレビCMを通し「遊びから学ぶという価値を伝えたい」と話す。
「創造力ひとつで無限に広がる可能性や、勇気を持ってルールを壊すことで生まれる革新を、Rebuild(創り変える)を通して伝えることを目的に制作しました」(橋本氏)。
動画を公開すると、橋本氏が「今までにない量の反響だ」と振り返るほど、子どもを持つ親だけに留まらず、テレビCMを見た多くの人から共感の声が届いた。