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東京五輪を伝える工夫凝らす 沖縄慰霊の日に合わせた独自企画展開

宮浦 慎

宙に浮かぶ競技写真を投影 応援と感想共有する交流サイトも

東京五輪・パラリンピックが開催された今夏。新聞各社は大会期間中、新型コロナウイルスの感染対策を講じながら、競技を伝える工夫を凝らした。一方、終戦76年を迎えたこの夏。沖縄では、沖縄戦の犠牲者を悼む「沖縄慰霊の日」の6月23日に合わせた独自企画が地元新聞社2社により展開された。新聞各社による幅広い取り組みを紹介したい。

日刊スポーツ新聞社は東京五輪の競技写真を、光の反射を利用し本社前で空中に投影した。写真に手をかざすと赤外線センサーが反応。上下左右に動かすと写真が切り替わる仕掛けも施した。自転車の女子BMXフリースタイル決勝で大池水杜選手が宙がえりする様子を伝える写真などを展示した。

大会期間中は写真を毎日更新。紙面掲載の有無にかかわらず、前日に注目された競技などを捉えた数枚を写真部記者が選び出した。また、1964年の東京大会と、北京、ロンドン、リオデジャネイロの過去3大会についても、期間中の新聞1面の画像を映し出した。空中で紙面をめくる感覚を味わってほしいとの思いを込めた。

産経新聞社は東京五輪・パラリンピックに合わせ、選手への応援や競技の感想をチャットで送り合える会員制交流サイト「東京2020オンラインコミュニティ」を運営した。多くの会場で無観客開催となったことを受け、「新たな観戦スタイル」としてスポーツファンに交流の場を提供した。

登録は無料。匿名で投稿できるようにした。選手の活躍に感動や感謝を示す投稿が目立つ一方、感染症流行下の大会に不安を...

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