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豪州のアドパーソンの今を聞く 現地からみた日本の業界イメージとは?

吉井陽交(Executive Director, Advertising Week Asia)

Advertising Week APAC 日本と異なる陽気な街の雰囲気

先月号では、広告会社勤務時代に経験した広告エージェンシーの在り方をグローバルスタンダードと比較した。

今号からは『世界の車窓から』広告界バージョンのようなイメージで、各国のAdvertising Week担当者たちの生の声を発信していく。第一弾となる今回は、豪州に目を向けてみよう。

豪州のアドパーソン最新事情“スキルアップしないと落とされる”

AWAPACのディレクターであるCliveと話した。私はかつてグローバル・キャンペーンのチームにいたが、世界同時接続のテレカンで、必ずシドニーが金曜に応答しなかったことを思い出した。

シドニーのオフィスに問い合わせると「金曜はビーチでビールを飲んでるから無理」と言われた記憶がある。そんな気質も今はどうなっているのだろうか。

Cliveいわく、「この業界は以前と変わらず陽気が取り柄。仕事をするにもユーモアのセンスがまず試される。この数年は森林火災に水害、そしてコロナとさすがに参ってはいるけれど、広大な国は移民が多く、自分の居場所を転々とすることが得意なので、自分に最適な場所があればすぐに移る。ポジティブさが強みなんだよ。ニュージーランドは豪州に似ているけれど、よりCR好きが特徴かな。いずれにせよ、シンガポール含めて地理的に広いので、昨年からのコロナで移動が制限されることには参っているけどね。

NYやロンドンとの違いはデジタルの進化で全くなくなった。強いて言えば豪州はUKから派生した広告産業なので、仕事の流儀として影響を受けているのは...

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