ひとことで動画広告といっても、SNS、YouTube、各ニュースサイト等、媒体によってオーディエンスは様々。どの媒体の効率が良いかはもちろん、企業やブランドによって変わってくる。動画を活用した広告出稿に関するポイントを、タブーラ・ジャパンセールスマネージャーの小林敬太氏に話を聞いた。
どんなユーザーにリーチしたいか ペルソナの設定が基本
年々、動画広告の市場規模が伸長している中で、マーケターの方々からも、「今年は動画にフォーカスしたい」という話を聞く機会が増えました。しかし、動画広告といっても、そこには様々なプラットフォームがあります。では、どのようにメディア、プラットフォームを選べばよいのでしょうか。
ただアクセス数や視聴完了率を指標としてしまうと、ひとつの媒体に偏ってしまいがち。一日に接触するオンラインコンテンツのトータル時間を100とすると、ソーシャルメディア、検索、ニュース記事で約2割ずつ分散しているというデータもありますが、それぞれに広告を出し分けることで、一日を通して生活者と接点を持つことができる。ユーザーの可処分時間を起点にしたメディアバイイングが大切だと思っています。
さらにこのとき、基本に立ち返って自社がアプローチしたいペルソナを設定する必要があります。量だけではなく...