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「ストーリーテリング」を意識 丸亀製麺が初のWebドラマを制作

丸亀製麺 「麺と千尋の並行世界」

丸亀製麺は、同社初となるYouTubeドラマ「麺と千尋の並行世界」の配信をドラマ公式サイトにて5月27日より開始した。

マスメディアではなく あえてYouTubeに配信した

丸亀製麺は、同社初となるYouTubeドラマ「麺と千尋の並行世界」の配信を同社公式サイトにて5月27日より開始した。初日の27日には、第1話、第2話を、翌週の6月3日には第3話、6月10日には第4話を配信している。

本作は、同社が実施している「うどんで日本を元気にプロジェクト」の第1弾企画として、2月に開催した「食いっプリ!グランプリ!」を題材にしたジョブドラマだ。「食いっプリ!グランプリ!」とは、2月4日から3月12日までの期間、丸亀製麺の打ち立てうどんをおいしそうに食べる動画を一般に募集した、“最高の食いっぷり”を発掘するオーディション。初代グランプリには鳥取県に住む現役高校生の西山こころさんが選ばれ、見事同社のCM出演を果たした。

今回配信したYouTubeドラマは、常に新しいことに取り組んできた丸亀製麺にとっても新たな挑戦だった、と企画を担当した東急エージェンシーメディア本部 メディア事業開発局イノベーションデザイン部の木内悠介氏は話す。同ドラマを制作した目的は、これまで丸亀製麺のテレビCMで動かせなかった層に対して丸亀製麺の好感度アップを図ること。そのため、コミュニケーションスタイルも従来のテレビCMを中心としたマスメディアではなく、あえてYouTubeを選択したという。

「普段映画を制作している制作陣らと共に、映画品質のコンテンツを、ドラマ仕立てのストーリーを通じて伝えました。テレビCMではなく、YouTubeでの配信にすることで、これまでできなかった深いコミュニケーションを行えたと思います」と木内氏は振り返る。

監督は映画界で経験を積んだ木村好克さん、脚本はTV番組で数々の構成作家を務めたアサダアツシさん、編集の仕上げはYouTuberが所属するクリエイター集団UUUMが担当し、業界の垣根を超えた制作陣による新しい映像表現をつくり上げた。楽曲はシンガーソングライターの川崎鷹也さんが2曲を書き下ろし、映像に深みを持たせている。

映画・テレビ・YouTubeの業界の垣根を超えた制作陣による新しい映像表現をつくり上げた。

ファンタジーかつリアルな ストーリーで企業の魅力を伝える

同ドラマは、主人公・萩尾千尋がコロナとは無縁で、登場人物も元の世界とは異なる状況の並行世界に迷い込む、というストーリー。並行世界に迷い込んだ千尋の活躍をSFドラマとして...

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