フリップデスクなどと提携 PR×CXで新たな世界観をつくる
マテリアルグループの前身として、2005年にPRエージェンシーとして創業したマテリアル。代表取締役社長の青﨑氏は、アパレルブランドでの経験を経てマテリアルに入社をした。
同社にとって転機となったのは広告会社のなかでも広報支援に力を入れていた博報堂との仕事。「世の中にメッセージを出す際には、そのベースとなるコンテキストのデザインが必要であるのだと理解しました」と青﨑氏は語る。
その後、コンテキストからデザインをできるスタッフを集めたプランニング専門のセクションを立ち上げることになる。その結果、カンヌライオンズが発表した「PR Agency Ranking2018」において18位に選出。こうした評価をきっかけに仕事の依頼も増えていった。2019年には次なるステージを見据え、アドバンテッジパートナーズからの投資を得て、青﨑氏が代表取締役に就任し新体制になった。
「私はファッションが好きなのだが、それはブランドの背後にある物語に惹かれているから。そこでマテリアルが掲げるストーリーテリングを重視するPRにやりがいを感じている」と語る。