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ブランディングメディアとしてのOOHの可能性

パワフルで信頼できるメディアの進化 「媒体比較指標と広告効果」可視化の必要性

神内一郎氏(LIVE BOARD)

“Figure the Real World”をスローガンに掲げ、リアル世界の価値を再定義し、日本のOOH市場の活性化を進めるLIVE BOARD。媒体数の拡大やさまざまな外部メディアとの連携など新規開拓も積極的に取り組む同社にOOHの現状と可能性について聞いた。

他のメディアにはない OOHが持つ3つの特性

OOHが持つ価値は大きく3つあります。ひとつめは、強制視認性です。生活者の意思で表示/非表示、読む/読まない、をコントロールできるテレビや新聞・雑誌、オンラインとは異なり、OOHは街中で目にしてしまうメディアであり、オプトアウトできない特性を持っています。

2つめが、「ブロードリーチ(幅広い層へのリーチ)」です。老若男女問わず、人は睡眠時間を除いた1日の3分の1は外出していると言われています。1週間に1回以上OOHに接触する人の割合は9割以上とも言われており、日本ではテレビに次ぐブロードリーチを持っています。人々の生活動線上に設置されており、強制視認性もあることから、他のメディアではリーチできない層にもリーチが可能です。

最後に、公共性の高さです。誰もが目にする場所にあるということから、媒体設置には自治体の厳しい審査もあり、広告掲載にも高い基準を設定しています。さらにアドフラウドもなく、ビューアビリティの...

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