編集者視点で考えるメディアの未来─グーテンベルクオーケストラ 菅付雅信氏
メディアビジネスの未来はどうなるのか?との問いに、「イノベーティヴな答えを期待するのはやめたほうがいい」と語る菅付雅信氏。多くのメディアのイノベーションが誕生時はビジネスを目的に発明されたものではないからだという。それでは「メディアの未来はどうなるのか?」。“編集者”としてメディアビジネスの域を超えて活動する、同氏が考えるメディアの行く末とは。
広告プランニングの新・潮流 「新・メディアの教科書」
SNSなどを通じてインタラクティブに顧客と接点が持てる時代、デジタルネイティブ世代の若手マーケターは、どのような視点でそれらのメディアを捉えているのか。「宣伝部唯一の20代」というアサヒビールの坂本佳史氏に、自身の想いを聞いた。
アサヒビールがマーケティング・コミュニケーション活動において現在重視するメディアは、高いリーチ力をもつ「テレビ」と、それだけでは獲得できない層に接触できる「デジタル」の2領域だ。また双方の連動も重視。番組連動CMをデジタル広告やオウンドメディアのコンテンツとして活用するといった、統合リーチの獲得にもトライしている。
坂本氏は宣伝部でテレビのバイイングを担当し、デジタルメディアにも関わる。最近では、オンラインの飲み会イベント『アサヒスーパードライ バーチャルバー』の取り組みに参加。オンラインフェス「SUPERSONIC」とのタイアップ企画を担当した。
「若年層は、モノよりコト。あの時、あんな場面で、こういう...