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度数0.5%『微アル』の「ビアリー」新たな飲酒文化の醸成に挑む

アサヒビール テレビCM「微アル誕生」篇

アサヒビールは3月4日、新テレビCM「微アル誕生」篇の放映を開始した。新たな飲酒文化の醸成と、新商品の認知拡大を図る。

「属性」に縛られず「志向」でターゲティング

アサヒビールは3月30日、アルコール度数0.5%の新商品「アサヒビアリー」を首都圏・関東信越エリアの1都9県で先行で発売した。6月29日には全国発売を控えている。「ビアリー」は、100%ビール由来原料ならではの麦のうまみとコクを実現したアルコール分0.5%のビールテイスト飲料。“微アルコール”という新しいカテゴリーの商品だ。

同社は新商品の先行発売に先駆け、3月4日に新テレビCM「微アル誕生」篇を先行で発売した地域限定で放映を開始。女優の本田翼さんとロックバンドOKAMOTO’Sのハマ・オカモトさんが出演している。

同社は昨年12月、不適切な飲酒を撲滅し、さまざまな人々の状況や場面における飲み方の選択肢を拡大し、多様性を受容できる社会の実現を目指すという「スマートドリンキング(スマドリ)」宣言を発表。その新しい飲酒習慣を推進すべく誕生したのがビアリーだ。

海外では不適切な飲酒を避けて、お酒を飲める人があえて飲まないことを選択する「ソバーキュリアス」が増え、ノンアルコールや低アルコール市場が拡大し続けている。

同社はこのトレンドを日本でも広めるため、ターゲットを「自分のペースでゆっくりとお酒を楽しむ」「シーンに合わせて自分にとって適切な飲み物を選ぶことで生活を豊かにする」ことを志向とするお客さまに設定。性別や年代などの「属性」ではなく、近年の消費の価値観や生活スタイルの変化を踏まえた「志向」に焦点を当てたターゲティングで商品を展開する。

なぜ商品が生まれたのかを訴求 意識したのは「何を伝えたいか」

ティザー用として放映した新CM「微アル誕生」篇では、アルコール分0.5%という新しい選択肢“微アルコール”が登場することの期待感を演出するとともに、「ビアリー」の認知拡大を図った。新しい生活様式の中で、アルコールとの付き合い方も多様化している今、さまざまな日常シーンで「ビアリー」を...

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