日本人はランキング依存に陥りやすい?正解があるという思い込みを超える視点
私たちの身の回りには多くのランキングが存在し、企業やブランドに関するものも例外ではない。日本人はランキング好きとも言われるが、ランキングとは第三者がつくった評価軸。ビジネスパーソンはこの他者がつくった指標をどの程度気にする必要があるのだろうか。コーチングのプロとして自分の軸で生きる大切さを発信している大仲千華氏が解説する。
ランキングに惑わされない!独自路線のブランド戦略
フェリシモでは、毎日のこまめな掃除を習慣化するためのサポートをするブランド、「Once a day(ワンス ア デイ)」を展開している。定期便事業を主幹とする同社ならではの、顧客に寄り添った提案とは。企画・販売担当の武智直久氏と松田葉子氏に聞いた。
「Once a day」では商品の感想や要望をアンケートにより会員から収集。集まった声をもとに商品のリニューアルを行うこともあり、「顧客と一緒につくりあげているブランド」であるという。
毎月1回の定期便事業により、オリジナル商品を中心にファッション、雑貨、美容・健康用品など、さまざまな分野の商品を提供するフェリシモ。同社が「汚れをためない『予防家事®』を習慣に」をコンセプトに、掃除用品などのハウスキーピング用品を展開するブランドが「Once a day(ワンス ア デイ)」だ。「予防家事®」とは、日々の“ちょっとした”掃除を習慣化することで汚れがたまる前に予防する提案...