Web接客からCXへ 用途が拡大する「KARTE」
2011年、「データによって人の価値を最大化する」をミッションに設立されたブレイド。2015年には、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の提供を開始。当初、「KARTE」はWeb接客ツールとしてスタートし、アパレルECなどで導入が進んだが、その中で単なる“接客”にとどまらない活用が広がっていく。
そもそもの思想が「オンラインであっても、目の前にいるお客さまを理解する」ことにあった「KARTE」。2017年には大手飲料メーカーがブランドサイトにて「KARTE」を導入。購買以外の顧客接点でも、顧客理解を深めることの重要性が日本でも理解されていくようになる。以来、プレイドはCXの概念を打ち立て、あらゆる顧客接点における顧客理解を武器に、CXの質の向上を支援してきた。
プレイドCEOの倉橋健太氏は「オンラインの世界は特に、ユーザー理解を深めないままに、表面的な分析でマーケティングの施策を考えてしまうことも多いと思う。しかし、あくまで主役はユーザーである。その概念を示すためにCXという言葉を強く打ち出している」と話す。
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