過去最高となる5万503点の作品が集まった、第5回中高生部門。昨年以上に入賞が難しくなった中で、グランプリをはじめとする各賞を受賞した19作品を発表します。一般部門にも決して引けをとらない素敵な作品で見事受賞された皆さん、おめでとうございます!
全国清涼飲料連合会【キャッチフレーズ】
自動販売機の横にあるリサイクルボックスに異物を入れなくなるようなキャッチフレーズ
入れるのは未来の資源

東京都立芝商業高等学校 江口菜子(18歳)
受賞した時には、耳を疑いました。リサイクルボックスには異物ではなく、未来に繋げる資源だけを入れてほしいという願いを込めて考えました。一人ひとりがリサイクルボックスに異物を入れないようにこれからも心がけて欲しいです。
全国清涼飲料連合会 広報部 部長 白石和弘氏
協賛企業賞の受賞、おめでとうございます。私たち、清涼飲料業界はお客様に飲んでいただいた容器の資源循環に取り組んでおり、特に自動販売機に設置しているリサイクルボックスは自動販売機で販売した商品の空のペットボトル、缶、びんをリサイクルするために回収しています。このリサイクルボックスは街中からゴミ箱がなくなるにつれゴミ箱化し、異物混入の改善が課題です。資源循環するためにはキレイに分別排出していただくことが不可欠です。異物を取り除くことが大変な上にリサイクル品の品質が低下していました。
この課題解決に向けて多くの皆さまが一生懸命に考え、そしてキャッチフレーズとして応募していただき感動しています。「入れるのは未来の資源」は、皆さまの協力を得て、私たち、業界関係者が願い実現していかねばならない言葉です。さらに他にもたくさんのアイデアをいただきました。皆様のひとつ一つのメッセージを生かし、今後の活動に役立ていきます。皆さまのご協力もよろしくお願いいたします。
ソフトバンク【キャッチフレーズ】
親を説得し「初めてのスマホはソフトバンク!」と思わせるキャッチフレーズ
スマホがあれば、照れずにありがとう
と言えそうだから。

兵庫県西宮市立西宮高等学校 青木 日向子(16歳)
昔から、思ったことや自分の考えをことばにすることが好きでした。今回は、私自身がスマホ購入の際に両親を説得したことを思い出しながら作成したキャッチコピーです。選んでいただき、大変嬉しく思います。今後の創作活動のモチベーションにも繋がりました。ありがとうございます。
ソフトバンク コミュニケーション統括部 統括部長 浅井宏士氏
この度はソフトバンクの課題にご応募いただきまして誠にありがとうございました。そして、協賛企業賞の受賞おめでとうございます。嬉しいことに数多くの作品が集まり、中高生の皆さまが生み出す新鮮な言葉に選考委員一同とてもフレッシュな気持ちで拝見させていただきました。今回、そんな素敵な作品の中から、青木さんの受賞作を選ばせていただきました。スマホの価値をうまく表現しながら、ご両親の心にぐっと刺さる言葉だと感じたからです。
また、選考にあたっては課題のターゲットである「親」社員にアンケートも取りましたが、父・母両方に「スマホを買ってあげたい」と強く感じさせたのがこのコピーでした。これからスマホを検討する全ての親子にとって素晴らしいキャッチフレーズだと感じます。ありがとうございました。また、今回のご応募をきっかけにソフトバンク、またソフトバンク学割に思いをめぐらせていただいた全ての皆さまに感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。