過去最高となる5万503点の作品が集まった、第5回中高生部門。昨年以上に入賞が難しくなった中で、グランプリをはじめとする各賞を受賞した19作品を発表します。一般部門にも決して引けをとらない素敵な作品で見事受賞された皆さん、おめでとうございます!
河合塾【キャッチフレーズ】
オンライン授業が浸透する中、河合塾に通う価値を感じるキャッチフレーズ
グランプリ
みんないまどこ?
[講評]
コロナ禍でこれまでのように教室に集まって、みんなで勉強できなくなってしまったからこそ響く作品だと思います。オンライン授業では友達が勉強する場所はもちろん、勉強の進捗状況もわからない。「みんないまどこ?」と聞きたくなる気持ちがいろいろな角度から感じられる作品でした。今しか言えないこと、この商品でしか言えないことが上手く入っている作品です。
弘文堂【キャッチフレーズ】
『こども六法』の魅力を広めるためのキャッチフレーズ
準グランプリ
いーけないんだ、いけないんだ。
刑法に、よりますと。
[講評]
最初の審査員投票から票が集まる人気の作品でした。弘文堂さんのコピーには他にも良い作品がたくさんありましたが、その中でもこの作品は子ども向けということがわかる上に、「いーけないんだ」のメロディーが聞こえてくるような感覚になるのも良いなと思います。誌面にこの作品が掲載されると、救われる人も少なからずいるのではないでしょうか。