モバイルビッグデータで読み解く コロナ禍で人々の『移動』はどう変わった?
コロナ禍で、私たちが日々目にするようになった情報のひとつに、ターミナル駅など主要なエリアの人出に関するデータがある。携帯電話が広く普及し、そこから得られる位置情報によって人の“移動”を可視化することが可能になったからこそ受けられる恩恵だ。
新しい「消費」、新しい「商圏」
これまでのように旅を楽しむことができない状況で、各企業が日常の中で観光気分を楽しめる企画を提案している。既存の商品にちょっとしたアレンジを加えるだけでも、今の消費者のインサイトを捉える施策が可能だ。
両社初の試みとなるコンセプトルームは、本物の東急電鉄8090系のマスコンハンドルを使用した電車シミュレーター装置を設置している「トレインシミュレータールーム」と、昭和44年に廃線となった東京急行電鉄(当時)玉川線をテーマにした「昔懐かしの東急電鉄コンセプトルーム」の2種類。宿泊記念として...