モバイルビッグデータで読み解く コロナ禍で人々の『移動』はどう変わった?
コロナ禍で、私たちが日々目にするようになった情報のひとつに、ターミナル駅など主要なエリアの人出に関するデータがある。携帯電話が広く普及し、そこから得られる位置情報によって人の“移動”を可視化することが可能になったからこそ受けられる恩恵だ。
新しい「消費」、新しい「商圏」
いま多くの家電量販店やバラエティショップでは、「テレワーク」のコーナー化がなされている。ロフト商品部 文具雑貨部 部長の村尾紀子氏に、コロナ禍で需要が伸びている商品について話を聞いた。
Boogie Board BB-14(KINGJIM)。メモはスマートフォンでスキャンしてデータ化も可能。
メタルブックレスト(ハイタイド)。シンプルなデザインが好評。
ユートリム ブリッジ A4(ソニック)。
テレワークの浸透で売れ筋のステーショナリーにも変化が出てきている。特に需要が増えたもののひとつが、ペーパーレスでメモを取ることができる電子メモパッド。紙ゴミを減らし省スペースになるほか、「手描きの図やメモをサッと書いて画面越しに見せる、といった使い方がされています」と商品部の村尾氏は話す。なかでもKINGJIMが発売した『ブギーボード』はサイズやカラーバリエーションが豊富。手のひらサイズのカラフルなものから、大画面でシンプルなものまで、シチュエーションによって使い分けられている。
また...