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デジタル・トランスフォーメーション入門

ビジネスの成功を左右する「データの民主化」の実現へ(2) データカタログ

秋野 隆氏(TIS)

企業内だけでなく、広く社会全体で、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進が必要とされています。そもそもDXとは何なのか? そしてDXの鍵となる、データ利活用のポイントとは? DXの基本となる考え方から実践方法まで、全12回の連載で解説していきます。

前回の本連載でお伝えしたように、データ利活用のためにシステム部に依頼することなくビジネスユーザ自身で作業が可能になったとしても、いざ活用する局面で、「欲しいデータが見つからない」「見つけたと思ったら必要としていたものではなかった」「データに関して不明点が多い」等の問題が発生。解決に時間を要することがよく見受けられます。

そんな、求めるデータを正しく効率的に取得し、データ活用を推進するために、いま「データカタログ」を整備する企業が増えています。

データカタログとは、予め必要なデータの定義、形式、要素、来歴等が整備、可視化され、利用者が、それを検索することで分析する...

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