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ラジオ局からオーディオコンテンツ事業者へ 「AuDee」が実現する音声コミュニケーション

TOKYO FM

2020年、開局から50周年を迎えたTOKYO FM。通常の放送のみならず、オーディオコンテンツをデジタル領域にも広げることで、ラジオ局からオーディオコンテンツ事業者へと転換を図っている。同社の取り組みについて、執行役員 デジタル戦略局長 嶋 裕司氏と昨年12月にTOKYO FMのチーフデジタルプロデューサーに就任した長瀬次英氏に話を聞いた。

元インスタ日本事業代表の長瀬氏と新しいプラットフォームを開発

TOKYO FMは2020年7月、TOKYO FM・JFNのデジタルコンテンツを集約し、インターネット上で配信するオーディオプラットフォーム「AuDee」をスタート。300を超えるオーディオコンテンツを配信しており、2020年12月時点で、約100万MAUを超えている。米国でも人気シリーズでもある本格犯罪ドキュメンタリー『TRUECRIME』や、リスナー参加型の「謎解き音声コンテンツ」など、オーディオコンテンツのプロフェッショナルとして、デジタルならではの新しいオーディオ体験を提供している。

その中でも特徴的な取り組みのひとつが、新たな広告商品として打ち出している「ブランデッドオーディオコンテンツ」だ。広告主企業のブランドを「魅力的な音声コンテンツ」で表現することで、エンタテインメント性を保ちながらも、ブランドのメッセージを伝えることができる。すでにソニー、松屋フーズ、まんが王国、大東建託などさまざまな企業・ブランドが提供しており、効果も出ているという。

「松屋のメニューが登場するオーディオドラマ『劇団松屋』では、ブランドリフト調査を実施。70%以上が『広告とわかっていても続きが聞きたくなる』と回答し、『新しい体験と価値を提供する広告』であることが実証された。接触した人の72%が『来店の意向』を示し、76%が『食べたくなった』と回答。来店意向・喫食意向ともに高い結果が出た」とTOKYO FMの嶋 裕司氏は話す。

また、ユニクロと人気番組『村上RADIO』のコラボレーションUTを3月に発売。そのTシャツのタグにあるQRコードをスマートフォンでかざすと、ユニクロとコラボレーションした「村上RADIOオリジナル番組」がAuDeeを通じて聞ける新しい取り組みもスタートする。

このように、新しい試みを進めているAuDeeだが、オーディオプラットフォームとして更なる発展を目指していると、チーフデジタルプロデューサーの長瀬次英氏は話す。

インスタグラム初代日本事業代表を務めた長瀬氏は、いま「AuDee」の可能性を感じ、TOKYO FMのプロジェクトに参加している。「『Clubhouse』のユーザー数の伸びからもわかるように現在、音声コンテンツに対する熱量や関心は、これまでにないほど高まっています。『AuDee』もこうしたニーズを捉え、プロコンテンツを配信するだけでなく、ユーザー自身がチャンネルを持って、自分たちで配信もできる新たなサービスを開始します。

ただし、『Clubhouse』においても顕著ですが、音声コンテンツが溢れる中、質の高いコンテンツを求められている。この点については、TOKYO FMが培ってきたコンテンツづくりのノウハウを活かしたサポートもしていく予定です」(長瀬氏)。


    お問い合わせ

    TOKYO FM デジタル戦略局
    小田もしくは常盤宛:03-3221-0080
    https://audee.jp/

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