広告マーケティングの専門メディア

広告業界トピックス

東京2020をめぐる議論 アスリートの言葉が重く響いた12月

一般社団法人 日本イベント産業振興協会 専務理事 穂苅雄作

猛威が衰えないコロナウイルス オリ・パラ開催の議論が続く

2020年の開催が異例の1年延期となった「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)」。しかし、今年に入って世界の新型コロナウイルス感染者数は1億人に達し、感染者が最も多い米国はその25%を占める。日本では2回目の緊急事態宣言が出されたが、死者数は6800人を超えるなど感染の猛威が急速に収束する気配はない。

厳しい環境が続くなか、1月22日には国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が各国・地域オリンピック委員会(NOC)とのオンライン会談を実施し、「東京2020大会の7月23日開幕に疑いの余地はなく、プランBを考える必要はない」と発言した。その一方、IOCでは感染状況に応じた4段階のシナリオを用意しており、昨年11月の段階では安全度が2番目に高い「コロナとの共存」のシナリオを想定していることが報じられている。

「コロナとの共存」とは、局所的なクラスターが発生するなかで新規感染者数は頭打ち、ワクチンの普及は限定的であるが、渡航制限は緩和されて大規模なスポーツイベントが再開している状況を指す。

一方...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

広告業界トピックス の記事一覧

マーケティングにアバター起用という選択 中国ではすでに実践する企業も
東京2020をめぐる議論 アスリートの言葉が重く響いた12月(この記事です)
厳しい状況が続くプロモーション業界 「K字回復」のどちらを辿るのか?
「きき湯」ブランドの秀逸OOH施策 コロナ禍で働く人々の情緒にアプローチ
『鬼滅の刃』効果は新聞にも 全国5紙出稿の広告が向上させた新聞接触
2021年度のテレビ営業収入 テレビ・ラジオ共にプラスに転じるとの予測に
コロナ禍でイベントを開催する難しさ あえてライブで公演する使命感とは
フラッグ広告をデジタルサイネージ化 新たな広告手法に挑戦するOOHメディア
2020年10月の発行部数、前年比の減少幅が過去最大 全国の新聞社で事業開発の動き
番組と広告に明確な違いを 民放連が文書を発表
ゲームの制作の主役は「学生」 ビジネス人材の育成に感じる明るい未来
イベント業界のコロナ禍を振り返る 2020年イベント産業規模の推計は前年比50%
「2020年印刷白書」にみる印刷業界の『プロモーション関連業務の受注力』
OOHメディア関係者にエール 電車内広告の存在が気になる人々も増加
コロナ禍の放送業界を振り返る NHKインターネット業務議論の着地点はどうなるのか
紙面の強み生かした新聞広告の現在 広い世代に発信、取材の蓄積も活用

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する