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R30のホープたち

ターゲットは子どもと保護者 食玩のワクワク感を伝えエンゲージメントを醸成する

坂本彩音さん(バンダイ)

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回はバンダイ キャンディ事業部MDチームで活躍する坂本彩音さんに話を聞いた。

バンダイ
キャンディ事業部MDチーム
坂本彩音(さかもと・あやね)さん 28歳

2015年大学卒業後、バンダイに入社。1~2年目には広報チームに所属したのち、3年目より現職。菓子のプロモーション担当として、アニメキャラクターの菓子やオリジナル菓子のCM制作等に奮闘中。

遊びたくなる“ワクワク感”と食べたくなる“安心感”を忘れない

玩具のイメージが強いバンダイだが、菓子・食品の領域でも数々のヒット商品を生み出している。バンダイのキャンディ事業部MDチームに所属する坂本彩音さんも菓子のマーケティングを担うひとり。「キャラパキ」という同社の子ども向け人気チョコレート食玩ブランドのプロモーションを担当している。坂本さんは入社6年目、2017年に現在の部署に配属になる前は、広報チームに所属していた。会社をマクロ視点で見る広報の仕事を経験したことで菓子事業の魅力に気づき、興味をもったという。

「プロモーションを担当するまでは会社全体を俯瞰するような業務が中心でしたが、ひとつのブランドに一点集中で携われるマーケティングの仕事に興味を持ち始めました。なかでも食玩や菓子は玩具と違い、スーパーマーケットやコンビニなどへ圧倒的な配荷数で取り扱われる身近な商品。多くの人が目にする商品の認知拡大に貢献してみたいと考えました」(坂本さん)。

マーケティングの仕事に就いてから、菓子だからこその戦略策定の難しさも感じているという坂本さん。「バンダイの菓子のターゲットの多くは3歳から6歳までの子どもですが、購入の意思決定をするのは、保護者である大人の方たち。購入者が利用者であれば、嗜好性などでターゲティングが可能ですが、菓子を欲しがるお子さんだけでなくその保護者へもアプローチしなければと考えると、プロモーションを企画するのが難しいですね」。

さらにバンダイの菓子のマーケティングにはもうひとつ“対象年齢”という難しさがあると話す。顧客が子どもである商材には...

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