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情報の利活用がもたらす、社会と暮らしの変化

「混雑情報」に見る、人を正しい行動に導く情報の届け方

田中 宏昌氏(インテージ)

世の中には定量、定性とさまざまなデータがあります。そして、そのデータの量は爆発的に増えています。多種多様なデータをどのように活用すれば、企業、社会、そして私たちの暮らしをより豊かにしていけるのでしょうか。企業も社会も消費者もハッピーになる、これからのデータ利活用の方向性を全12回で考えていきます。

    今月のデータ

    12月23日9時2分発、JR東海道本線 東京~品川間の混雑度は「Level3(乗客が多い)」

毎年12月、日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す「今年の漢字」を発表しています。2020年の漢字は「密」でした。感染対策として「密」を回避するために外出先の「混雑状況」をリアルタイムで知ることが重視されるようになりました。

Yahoo! JAPANは2020年1月に終了していた「混雑レーダー」の提供を4月10日に再開しました。「混雑レーダー」は位置情報の利用を許可しているユーザーのデータをもとに算出した混雑状況をヒートマップの形で提供するもの。段階的な色で混雑状況がわかります。当初は最短2時間前の情報でしたが、5月25日には最短20分前にまでアップデートされました。今では混雑回避を願う生活者にとって、なくてはならない情報と言えます。

また、同社は6月からスマホアプリの「乗換案内」でも...

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「効率」と「効果」の境界線 情報の利活用が持つ二面性とは?
企業も社会も消費者もハッピーになる これからのデータ利活用の方向性

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