広告マーケティングの専門メディア

「雑誌ブランド」のコミュニティ力を顧客開発に生かす

「広告メディア」の先に広がる可能性 雑誌ブランドに期待するもの

高川弥生氏(アイロボットジャパン)、福本幸蔵氏(ファンケル)

各出版社のマーケティング課題解決のソリューションが広がりを見せているなか、企業は「雑誌」や「雑誌広告」をどのようにとらえているのだろうか。雑誌をはじめとした広告メディアプランニングに精通するロボット掃除機メーカーのアイロボットジャパン 高川氏と、化粧品・健康食品メーカーのファンケル 福本氏に話を聞いた。

編集者と一緒になって「買いたい」気持ちをつくる

「ルンバ」「ブラーバ」各シリーズを製造・販売するロボット掃除機メーカーのアイロボット。同社はこれまで、雑誌広告についてはタイアップ記事を中心に展開してきた。

マーケティングコミュニケーション部の高川氏は、「私たちにできるのは、商品そのものの良さを伝え続けること。ただ、まだブランドとの接点をつくれていない、購入を検討している人たちに対してのコミュニケーションとして、対象者の文脈にあわせた訴求が可能なメディアである、雑誌を活用しています」と話す。各雑誌が保有するセグメントのインサイトを最もとらえているのが編集者。その読者に届けるための「翻訳する力」への信頼度は高いという。

「『ルンバ』のように単価が高い家電は、広告を打ったからと言って即コンバージョンにつながるものではありません。まずはその記事が、最後までしっかり読んでもらえるコンテンツになっているかどうか。発行部数や広告効果など、データの可視化についてはもちろん期待しているところですが、一方で、出版社ならではのコンテンツ企画力を生かした、誌面にとどまらない...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

「雑誌ブランド」のコミュニティ力を顧客開発に生かす の記事一覧

読者からのハガキは毎月2000通 アクティブシニア層との深い絆
作家との関係性を生かす、老舗出版社ならではの取り組みとは?
読者に期待されるブランドコラボ企画 新潮社のナレッジを生かす
誌面、イベントでつなぐ 根底にあるのは「相互送客」の考え方
多様なジャンルのカルチャー発信 読者とのタッチポイントをいかに拡張するか
デジタルシフトに挑む!編集部の枠を超えブランドをフル活用
モデル、漫画家、編集者…人を育てる出版社ならではの多角的な発信
マーケティングパートナーとしての「雑誌」 編集者の知見はアイデアの発火点
業界をあげて取り組む 雑誌由来のデジタルメディアも調査対象へ
「広告メディア」の先に広がる可能性 雑誌ブランドに期待するもの(この記事です)

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する