おせんべい×学園ラブコメ?! 岸田メルさん起用のアニメCM
三幸製菓は、同社初のアニメを採用したテレビCM「三幸製菓2020年秋 ブレイクスルー篇」を10月31日より全国でオンエア。キャラクターデザインに、イラストレーターの岸田メル氏を起用した。
岸田メル氏は、『ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~』をはじめ数々のゲームやアニメでキャラクターデザインを務め、『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』では、原案・監修も行うなど、マルチに活躍する人気イラストレーターだ。
監督はヨルシカやYOASOBIなどのアーティストMVを手がける久保洋祐氏、アニメーション制作は、日本最大規模のポストプロダクションのIMAGICA Lab.が担当した。
「三幸製菓2020年秋 ブレイクスルー篇」は、陸上部に所属する高校2年生の主人公「宿ゆきの」が、アメリカから転校してきた「地井津アモン」に好意を抱くことから始まる。親友の「黒島みるく」もアモンが気になることを知ったゆきのは「恋」と「友情」の狭間で葛藤するというストーリー。恋愛模様以外にも、壁にぶつかったとき大切なのは「少しの勇気を持つこと」「どんなときも、あきらめないこと」「一歩踏み出すこと」などのメッセージが込められた、若者を応援する内容になっている。
「雪の宿サラダ」や「チーズアーモンド」といった、おせんべいなどを販売する企業として知られる三幸製菓。学園ラブコメとはイメージがあまり結びつかない人が多いのではないだろうか。
本CMを企画した理由について三幸製菓マーケティング部ブランド戦略課の菊沢夏輝氏は、若年層への「企業イメージの向上」「おせんべいの喫食機会の向上」が施策の狙いであったと話す。
「これまであまりアプローチできていなかった若年層に興味を持ってもらうため、『おせんべいの固定概念を覆す企画とは?』が今回の企画の出発点。学園ラブコメの世界観をアニメーションで...