おもしろいコンセプトではなく、おもしろい表現へ導くコンセプトを考える
広告コミュニケーションの根幹となる「コンセプト」。わたしたちはどのように、情報をインプットしてアウトプットにつなげていけばよいのでしょうか。さらにそのコンセプトを、社内やクリエイター、そしてその先の消費者に共感してもらうためには、きちんと「言語化」することが大切です。コンセプトを組みあげるためのメソッドを、「編集」と「言葉」、二人のプロフェッショナルに聞きました。
パッケージの役割は、販促手段としてのアイキャッチ効果や、適切な商品理解の促進、そして企業や商品の背後にある想いやストーリーを伝えるコミュニケーションツールとしての役割など多岐にわたります。ここでは、パッケージデザインのプロフェッショナルが選ぶ、パッケージの秀逸事例について紹介します。
紙容器の中心あたりの細い紙を切り取り、綿棒を取り出す。筒型の容器に入っているものは綿棒の大切な部分を触って取ることになるが、このパッケージは軸の部分を持って取り出すので、大切な部分に触れないで済む。清潔感のあるよく考えられた箱です。しかも芯にプリントされた...