ゲームコンテンツの成長可能性 キーポイントは技術×ビジネス視点
11月22日、東京・中目黒の「バンタンゲームアカデミー」で、東京MXやBS日テレ他で放映中のテレビアニメ「まえせつ!」のゲームプロジェクト発表会が開催された。このプロジェクトは、テレビアニメ「まえせつ!」のプロモーションの一環として、同アニメを題材にしたゲームを高校生と大学生が制作するというものだ。
バンタンゲームアカデミーとは、ドワンゴが運営するN高校と提携しており、ゲーム制作を学んだり、ゲームクリエイターを育成する学校である。
「まえせつ!」は、女子高校生が漫才師を目指すアニメ。「らき☆すた」の美水かがみ先生がイラストを務めていることもあり、今後、人気の成長には期待の持てる作品である。このプロジェクトには、私が講師を務めているiU(情報経営イノベーション専門職大学)の学生たちも参加した。
今回のプロジェクトに参加して、驚いた点が2つある。まず、高校生の成長曲線の凄まじさである。
2カ月ほど前に墨田区のiUキャンパスでゲームの試遊会というものを行った。その時と比べ、今回のクオリティはゲーム制作やプレゼン能力など、どの観点からみても段違いのものに仕上がっていた。
ここまで高校生がつくり込めるのかと感心したほどだ。また、その制作した...
あと60%