マス広告とデジタル施策 多様化するタッチポイントにどう最適化する?
広告投資のデジタルシフトは進んできたが、それに伴いマスとデジタルの予算配分に頭を悩ませる企業は増えている。今回はジョンソン・エンド・ジョンソンと日産自動車という商材の異なるメーカーの2名に、その意思決定の判断基軸を聞いた。
マーケティング活動 投資配分の最適化
東洋水産は今年9月、タテ型カップ麺「MARUCHAN QTTA」の「コクしょうゆ味」「シーフード味」のリニューアルに加え、「トマトクリーム味」「サワークリームオニオン味」を新たに発売。これに伴い、俳優の香川照之さんが出演する新テレビCM「全力描写 リニューアル」篇を公開した。
新CMでは、新しい麺とスープのおいしさを香川さんが全力でプレゼン。リニューアル後の特徴を説明した後「あなたも、クッタら、わかります!」というキャッチフレーズで締めくくっている。
同社・加工食品部の鈴木梨恵氏は、「QTTAではこれまで“若者を応援するカップ麺”という商品コンセプトのもと、若者を応援する内容のCMで、認知度を獲得してきました。しかし...