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商品基点のニュースをつくる プロダクトPR実例

「カンロ飴」を使ったレシピを提案 商品だけでなく、「糖」の魅力を発信する

坂東美紀氏(カンロ)

ロングセラーブランドに共通する悩みと言えば、「ユーザーの高齢化」。そこで常に若年層との接点づくりの施策が必要となってくる。しかし既存ファンからの支持があることから、商品自体の大幅なリニューアルは難しい。それでは、コミュニケーションのアイデアで既存・新規双方のユーザーにアプローチするにはどうしたらよいのだろうか。1955年に発売開始された「カンロ飴」の新たなプロモーション施策について、ブランド室長を務める坂東氏に話を聞いた。

    カンロ

  • 新CIの導入とあわせてプロモーションを強化。
  • コロナ禍に対応し、オンライン中心の接点づくりを強化。

改めて「糖」を軸にしたブランドへ 「カンロ飴食堂」の背景

近年、糖質制限ブームが高まるなか、カンロは自社の社会的な存在意義を再定義し、2016年に中期経営計画「New KANRO 2021」を策定。2017年、40年ぶりに導入された新CI「糖から未来をつくる。」のもとに、プロモーションの強化を図ってきた。

2019年には「主力ブランドの育成」と「新ブランドの開発」を成長戦略の柱として、開発本部をマーケティング本部として再編。『ピュレグミ』『カンデミーナ』担当の第1ブランド室、『健康のど飴』『ボイスケア』担当の第2ブランド室、そして『カンロ飴』『金のミルク』担当の第3ブランド室を設置し、改めて「糖」を事業の核とする方針を定めた。これに伴い、飴やグミといった商品だけでなく「糖」そのものの価値の発信も強化する流れとなった。

こうした方針を形にした活動のひとつが、「カンロ飴」を使ったレシピ提案だ。2020年4月にWeb上にオープンした特設サイト『カンロ飴食堂』では飴を加えて料理のコクや照りを引き出すレシピを、現在12品掲載している。

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