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宣伝会議サミット

ドムドムハンバーガーの企業再生戦略 従業員との信頼関係構築が必須要素に

藤﨑 忍氏(ドムドムフードサービス)

宣伝会議は11月10日、11日、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて「宣伝会議サミット」を開催しました。今年はコロナウイルスの影響を鑑み、リアルイベントとライブ配信のハイブリッド形式で実施。また今回、初の試みとして2014年から活動を開始し、現在100社を超える企業のマーケターが参加をする「CMO CLUB GLOBAL」のフォーラムも併催しました(「CMO CLUB FORUM 2020」の詳細については2021年2月号に掲載予定)。

今回の「宣伝会議サミット」のテーマは「Move on The Next Stage」。コロナ禍で社会状況や消費者の態度が変化するなか、企業には次のステージである“新しい日常”に適したマーケティング活動や顧客価値の提供が求められています。それでは、企業は具体的にどのようなことに留意して今後の活動指針を決定していけば良いのでしょうか。ここでは、新しい広告・マーケティングの方向性にかかわるヒントが満載のセッションについて、紹介します。

2020年9月、「浅草花やしき」に出店した新店舗。2018年以来、新規出店がなかった閉塞感を払拭するべく出店を決意したという。

専業主婦から社長へ 37歳にしての新たな挑戦

今回の講演では、ドムドムハンバーガーが現代のような予測不能な時代に何を思い行動するのか。ファンに対する思いや、従業員との向き合い方という観点からお話しします。

ドムドムハンバーガーは1970年創業、2020年で50周年を迎える日本で最も古いハンバーガーチェーンです。ある年代以上の方々には知名度がありますが、ハンバーガーを好む年齢層である10代・20代には馴染みの薄いハンバーガーチェーンだと自認しています。

実は私、37歳まで専業主婦をしていまして。その後はアパレルショップで勤務したり、居酒屋を経営したり…。そんな私がドムドムフードサービスの代表取締役に就任したのは2018年。入社10カ月目でのことでした。社長として最初に着手したのは、スタッフとの信頼関係の構築です。そこでのポイントは2つ。まずは、現場の声をしっかり聞くことです。お客さまと日々接するのは店舗スタッフですよね。だからこそ現場で働くスタッフの声を必ず大切にしようと思ったのです。

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