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R30のホープたち

強みを生かして会社初のインスタライブを企画し出演 新店舗のメインMDも担当

馬場 翼さん(コーセー)

次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回はコーセー デジタルマーケティング戦略部 ダイレクトビジネス課で活躍する馬場 翼さんに話を聞いた。

コーセー
デジタルマーケティング戦略部
ダイレクトビジネス課
馬場 翼(ばば・つばさ)さん 25歳

2018年大学卒業後コーセーに入社し、「米肌」の販売企画などを担当。現在はコーセーの直営店「Maison KOSÉ 表参道」のMD担当やMaison KOSÉ 公式インスタグラムでのインスタライブの企画運営に日々奮闘中。

斬新なアイデアと販売促進のバランスを見極めたい

馬場翼さんは2018年にコーセーに入社。入社時から現在のデジタルマーケティング戦略部に配属され、当初は通販専用ブランド「米肌(まいはだ)」の販売企画や季節ごとのプロモーション施策などを担当していた。そして、昨年冬にコンセプトストアとオウンドメディアによるブランド横断型の新サービス「Maison KOSÉ(メゾンコーセー)」が誕生したのをきっかけに、「米肌」以外のブランドにも携わるようになった。現在は店舗チームとしてMDを担当している。

現在の馬場さんのメイン業務のひとつが、メゾンコーセー公式Instagramアカウントで配信されているインスタライブの運営。ライブ内容の企画だけではなく、馬場さん本人もライブに出演している。インスタライブは馬場さんが発案し、最初から企画した施策。社員が自ら出演し、リアルタイムで発信を行うのは、同社でも初めての試みであったという。

「化粧品を選ぶ際は色味や質感が非常に重要ですが、コロナ禍によりお客さまが店舗に来られず、ご自身で確かめていただくことが難しい状況が続いていました。どうすれば質感などを伝えられるか考え、思いついたのがインスタライブでした」と企画の意図を話す。

実は、馬場さんは学生時代、ヘアモデルのアルバイトをしていた関係で、メンズコスメやアパレル企業とタイアップし、自身のInstagramアカウントで商品をPRしていた経験があるという。

「どのような投稿をすれば “いいね” や “コメント” をもらえるのかといった知見があったため、業務に生かせると考えました」と...

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