第58回宣伝会議賞の協賛企業から、作品制作にあたってのアドバイスをいただきました。各協賛企業の担当者の方からのヒントとして、下記4項目からなる各課題のポイントを掲載します。
課題のポイント
(1)今回、募集する作品に期待すること
(2)市場・ターゲットの動向や特徴
(3)課題商品・サービスの訴求したいポイント
(4)制作にあたっての注意事項
課題19 マスメディアン
広告人を応援するアイデア
キャリアコンサルティング部 部長 荒川直哉氏
(1)今回の課題は、マスメディアンの事業やサービスの表現アイデアではありません。私たちは、広告界専門の転職支援会社として、活躍の場を求める広告人と企業の出会いを生み出し、その自己実現や事業成長を支えることで、宣伝広告界の発展に貢献してきました。企業活動や生活様式の変貌、テクノロジーの進化とともに、広告に求められるものも様変わりしつつあります。そんな中でも広告の可能性を信じ、変化を恐れず、新しい領域を切り拓こうとする人たちを応援したい。そんな私たちの思いを表現するアイデアを期待しています。
(2)「広告人」には、広告会社や制作会社で働いている人はもちろん、メーカーなどの事業会社でマーケティングを担当する人など、広告づくりに携わるすべての人を含みます。
(3)特になし
(4)課題広告に「キャッチフレーズが必要だ。」とありますが、ジャンルは自由です。キャッチフレーズ、テレビCM、ラジオCM、いずれも大歓迎です。
課題20 Meiji Seika ファルマ
Meiji Seika ファルマを一言で表すキャッチフレーズ
経営企画部 広報グループ長 吉川和彦氏
(1)Meiji Seika ファルマは、感染症や中枢神経系の疾患を中心に新薬とジェネリック医薬品を提供する明治グループの薬品事業会社です。現在では、ワクチンや血液がんなど新たな製品や領域にも挑戦しています。そこで、当社の事業を広く知ってもらえるわかりやすいキャッチフレーズを募集します。
(2)明治グループは「ヨーグルト」や「チョコレート」で広く知られていますが、人々の健康を守るための医薬品やワクチンを扱っていることも、もっと知ってほしいと思います。
(3)戦後間もない1946年にペニシリンの培養を開始してから70年以上にわたり、様々な医薬品を提供し続けてきました。
(4)皆さんが思い浮かべる「当社のイメージ」と「今後の期待」を作品の企画意図と合わせてお聞かせください。