第58回宣伝会議賞の協賛企業から、作品制作にあたってのアドバイスをいただきました。各協賛企業の担当者の方からのヒントとして、下記4項目からなる各課題のポイントを掲載します。
課題のポイント
(1)今回、募集する作品に期待すること
(2)市場・ターゲットの動向や特徴
(3)課題商品・サービスの訴求したいポイント
(4)制作にあたっての注意事項
課題01 関西電力
新しい関西電力の創生を後押しするようなアイデア
広報室ソーシャルコミュニケーショングループ 馬野桃子氏
(1)2020年6月に経営体制を刷新し、新たなスタートを切った関西電力。使命である電力の安全・安定供給をはじめ、国際事業や新事業領域などでもグループ総合力を発揮して、新たな価値創造に取り組んでいます。そんな「新しい関西電力の創生」に、お客さまや社会から期待を抱いてもらえるアイデアを募集します。
(2)私たちは現在、「デジタル化」や「脱炭素化」といった大きな経営環境の変化に直面しています。そんな中でも、エネルギー分野にとどまらず、あらゆる領域で「社会課題」や「環境性」、「技術革新」の動きにしっかりと向き合い、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を活用し、グループ総合力を発揮して、新たな価値を創出していきたいと考えています。
(3)「power with heart」“まごころと熱意を込めたサービスで、お客さまや社会の「力」になりたい”というブランドステートメントに込めた想いを胸に、私たち関西電力は一丸となって、お客さまや社会との約束を果たしていきます。
(4)送配電事業に関する内容については、今回の応募対象外になります。
課題02 キッコーマン
キッコーマン豆乳の広告
経営企画室 コーポレートブランド担当マネジャー 中島みどり氏
(1)今回は特に、豆乳を「もっと料理に使いたくなっちゃう」アイデアを期待しています。
(2)豆乳市場は健康志向を背景に拡大。そのまま飲む、アイス、ソイラテや料理など、様々な用途で使われています。ユーザーは40代以上の女性が中心でしたが、近年は若い世代や男性も増え、さらに拡大が見込まれます。
(3)無調整豆乳、調製豆乳、紅茶、プリン、ソーダ等30種類以上の品揃えがあり、嗜好とライフスタイルに合わせて選ぶことができるキッコーマン豆乳。大豆の鮮度にこだわって抽出・加工することや、大豆の風味を調整する技術で、くせのない味わい。無調整豆乳や調製豆乳は、牛乳に置き換えて料理に使うだけでまろやかなコクで素材をひきたて、大豆の栄養を手軽にプラスすることができます。食事におやつにおつまみに、豆乳の“おいしさ”と“やさしさ”を手軽にプラスできるレシピをウェブサイトでも提案中。おうちでごはんを食べることが多いこの時期、大切な人と一緒に楽しんでいただけることを願っています。
(4)特にありません。