広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

マンガ業界の新たなコンテンツプラットフォーム 韓国のデジタルコミック「WEBTOON」

吉本興業/iU 志村一隆

モバイルマンガの成長可能性 Netflixに次ぐプラットフォームに?

現在も、新型コロナウイルスの勢いは衰えることをしらない。オンラインで開催される映画祭や各種イベントに対する違和感も珍しさもなくなり、今やオンライン開催のほうが快適に参加できるのではないかとも思えてきた。

現地に赴き、リアルイベントに参加するのはもちろん良いのだが、海外開催であれば時差ボケや会場の場所取りなど、移動に伴う苦痛もあった。その点、オンラインで開催されると、時差で眠くなることも、会場までの移動時間のロスもなくなり、効率よく参加することができる。

先日は、アジアのメディアやエンターテインメント業界が集う「APOS」というイベントにオンラインで参加してみた。リアルタイム配信もアーカイブも揃っており、配信の環境は整っている。これまでのようなオフライン講演であれば、時間が重なっている講演はどれかを選ばなければならなかったが、オンラインであれば、アーカイブを利用して、すべての講演に触れることができる。

今年のAPOSで面白かったのは、韓国企業のKAKAOが運営するマンガ配信アプリ、「KAKAO PAGE」のCEOであるLee氏の話だ。同社は、モバイルに特化したマンガ配信サイトで、「WEBTOON」と呼ばれるデジタルコミックを多数配信している。ドラマ「未生」や大ヒットした「梨泰院クラス」もWEBTOONが原作のコンテンツだ...

あと60%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

マンガ業界の新たなコンテンツプラットフォーム 韓国のデジタルコミック「WEBTOON」(この記事です)
Go Toキャンペーン事業で日本はどう変化するのか 「新しい日常」の先にあるものを考える
リテールプロモーションアワードの受賞結果が発表 コロナ禍に成功するプロモーションの第5原則とは
京浜急行電鉄をまるごとジャック! 丸美屋食品工業の食卓を明るく楽しくする広告
コロナ禍で新聞広告に関心が集まる 自粛を余儀なくされた人々へのメッセージも
NHK、ネット業務費の上限撤廃の改定案 肥大化に民放からは懸念の声
2020年のVR/AR 市場は約1.5兆円の予測 4年前の「予測」と「現実」
ウィズコロナ時代のイベントの現状 安心・安全の確保が重要事項に
拡大するリモート営業支援への取り組み 自社営業にも求められる営業と企画の一元化
OOH 広告料金の適正化の動き 都市部だけでなく、ローカルでも
コロナ禍でも平和への祈りは忘れない ウイルスと共存する世界での追悼を考える
心理変容をもたらすメディア再評価されるテレビの媒体力
「新しいスポーツ大会開催様式」ウィズコロナで運営はどう変わるか
大阪・関西万博、2025年につながる一歩 アフターコロナ時代に開催される意味とは
ソーシャルディスタンスがやむをえない今求められるのは顧客距離の「親密化」
新宿駅に巨大OOHメディアが誕生 大きさを生かした広告表現に募る期待
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する