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コロナ禍で新聞広告に関心が集まる 自粛を余儀なくされた人々へのメッセージも

宮浦 慎

コロナ禍で多彩な新聞広告 自粛の日々にメッセージ届ける

新型コロナウイルス感染拡大の影響が続くなか、AR技術や紙の新聞の特徴を生かした多彩な新聞広告が生まれている。活動の自粛などを余儀なくされた人たちに向けたメッセージが目を引く。

長野県の信濃毎日新聞社は8月15日付朝刊に、拡張現実(AR)技術で花火大会を再現する仕掛けを施した。ラッピング紙面には諏訪湖の写真。QRコードを読み込んでスマートフォンをかざすと、花火の映像と音楽が流れる仕組みだ。この日開催予定だった諏訪湖祭湖上花火大会などが中止になったため、夏の風物詩を紙面を通じて届けた。

AR花火は約30秒間。湖面に沿って半円形に広がる花火など、独特の演出を再現した。花火が終わると「離れることで、見えたもの。」という紙面と同じコピーが浮かび上がる。

地元を離れている県の出身者らも楽しめるよう、紙面と同じ画像をWebサイトにも掲載。帰省を控えたからこそ見える故郷や日常の大切さに気付いてほしい考えだ。養命酒製造、スカパーJSATの協賛を受けた。

コンロの下に敷く新聞広告 焼肉の日、6紙に掲載

8月29日は「焼肉の日」だった。全国農業協同組合連合会(JA全農)はこの日に合わせ、家で焼肉をする際に下に敷いて楽しめる新聞広告を6紙に出稿した。紙面中央の「焼肉の土俵」にコンロやホットプレートを置ける。周囲には大宴会の様子をイラストで描いた。見開き全30段。同日付の日刊スポーツ、報知新聞、スポーツニッポン、デイリースポーツ、サンケイスポーツのスポーツ5紙と、日本農業新聞に載った。

新型コロナウイルスの影響で...

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