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社内を巻き込む、「CI」の力

社長がパーソナリティのラジオで社内コミュニケーションを活性化

村岡侑紀氏(パネイル)

企業を中から強くするインターナルコミュニケーションの重要性が説かれている現代。リモートワークにより対面で話す機会が減る中、活発な社内コミュニケーションを生む方法とは。電力の小売りを最適化するシステムを構築したIT企業、パネイルで広報を務める村岡侑紀氏が自社の事例を基に考えを語る。

良いプロダクト、サービスは良い土壌から生まれる

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、多くの企業でリモートワークが導入されています。これまで当たり前のように、社内で行っていたコミュニケーションが当たり前ではなくなりました。しかし、このような状況は、改めて社内コミュニケーションの本質を見つめなおし、今まで以上に良好なコミュニケーションを生み出すきっかけにすることができるのではないかと考えています。

社会が不安定な状態である時に、社内への発信に力をいれることはとても重要。私が所属するパネイルの社長である名越(名越達彦氏)の言葉に、「良いプロダクト、良いサービスは、良い土壌から生まれる」というものがあります。世の中に価値のあるものを提供していくためには、まずは社内を整える。それが強固な組織をつくり、企業が成長していく近道になるのです。

パネイルでは会社として「パネイルスタイル」という、5つの項目からなる行動規範を掲げています。そして、その中で最も重要視しているカルチャーが「TEAM PANAIR(チームパネイル)」です。これは、「高い目標と緻密な思考で、個ではなく組織で戦うプロフェッショナル集団である」という意味を持ちます。パネイルには「自分の強みを伸ばし、それぞれが強みを持ち合いながら相互補完して強い組織をつくる」という風土が根付いており、この風土が明文化されたのが「TEAM PANAIR」なのです。

「TEAM PANAIR」を体現していくため、パネイルではコロナ以前から社内コミュニケーションに力を入れ、互いの強みを理解し合うことを進めていました。

社内ラジオ「パネラジ」が生む活発なコミュニケーション

社内コミュニケーションを活発にするために行っている施策のひとつが「パネラジ」です。「パネラジ」は2019年の8月に始めた社内ラジオで、パーソナリティを務めるのは社長の名越。

リモートワークになる以前は、オフィス内の会議室に道具をセットして「にわかスタジオ」をつくり、そこから発信していたそうです。当時は、企業の規模が拡大し、従業員が増えていた時期で、社内のコミュニケーションが希薄になってきていました...

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