広告マーケティングの専門メディア

           

著者インタビュー

「顧客価値のリ・インベンション」が必要 継続的価値向上のためのデジタル活用

三品和広 氏/山口重樹 氏

信頼とデジタル
顧客価値をいかに再創造するか

● 著者/三品和広、山口重樹
● 発行所/ダイヤモンド社
● 価格/2200円(税別)

新型コロナウイルスの影響もあり、DX(デジタルトランスフォーメーション)の言葉が象徴するように、企業のデジタル化の推進は待ったなしの状況となっている。しかし、自社にデジタル関連のプロジェクトを推進できる人材がおらず頭を抱えている経営者も多いのではないだろうか。

本書『信頼とデジタル』は、多くの経営者に経営戦略におけるデジタルの有用性を伝え、活用につなげてもらうことを最大の目的としている。長年、経営学の研究を行ってきた三品和広氏と、多くの企業でデジタルプロジェクトをサポートしてきた山口重樹氏が、経営学者と実務家という両目線から、経営にデジタルを生かし、成果を出すための方策を解説する。

著者によると「デジタルの必要性を感じていながらも、自社がとるべき具体策がわからない」という声は、特に大企業の経営者から聞こえてくるという。これは伝統的な大企業がこれまで強みとしてきた規模や歴史が足かせとなり、デジタル系ベンチャーやプラットフォーマーに市場の主導権を奪われていることが原因だとされている。

そこで本書では「大企業」にスポットを当て...

あと58%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

著者インタビュー の記事一覧

「顧客価値のリ・インベンション」が必要 継続的価値向上のためのデジタル活用(この記事です)
「ティール組織」の本質に迫りながら日本の中での落とし込み方を探る
基礎知識から近年の動向まで 小売業の専門知識を体系的に解説
ジェンダーの観点から4つに分類 炎上CMのパターンとは?
非ラグジュアリーブランドに有効な店舗立地戦略とは?
消費者を理解し信頼される「消費者志向経営」を目指す
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する