リサーチ会社の枠を超えデータを駆使して課題を解決
リサーチ会社大手のマクロミルは、今年創業20周年を迎えた。創業当時は日本におけるネットリサーチのパイオニアとして「ネットリサーチならマクロミル」を標榜してきたが、その後、総合リサーチ会社へ進化し、デジタルマーケティング支援を開始するなど、時代に合わせ役割を変えてきた。
そして20周年の節目を迎えた今、顧客にとっての「真のマーケティングパートナーを目指し、リサーチ会社の枠を超えデータカンパニーへの進化を遂げる」と、新たな目標を掲げる。9月に取締役兼代表執行役社長グローバルCEOに就任した佐々木徹氏は目指す姿を「顧客に伴走するパートナー」と説明する。
リサーチ会社という枠を超え、データカンパニーへの進化を目指す背景としては、消費者のタッチポイントの増加、クライアント自体が取得できるデータのバリエーションが増加しているという2つの理由があるという。「こういった考察を踏まえ、当社では顧客のマーケティング課題を解決するため、リサーチにとどまらず、データ全般のハンドリングをし、課題解決に向けたソリューションを提供していきたいと考えている」。
リサーチのプロとして培ってきたデータ利活用のスキルを生かして、マーケティング課題を解決...
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